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世界最大のネコ科 [番外・ネコ科の動物]

種としてのネコ科最大は、アムールトラだということは以前お話しましたが、飼育されている交配種にはアムールトラよりも大型のネコ科動物が存在します。
「ライガー」と呼ばれる、父親がライオンで母親がトラの動物です。野生の状態ではライオンとトラの生息地域がアジアとアフリカで分かれている為、人工飼育でしか生まれた例がありません。
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例外としてインドのギール野生生物保護区というところでは野生状態のライオンとトラが共生していますが、交雑は確認されていないそうです。
気になるサイズですがライガーの平均体重は400kg超え、体長は約3mにもなります。アムールトラの平均体重が300kg、体長約2.5mですから、かなり大きいですね。2014年度版のギネスブックで世界最大のネコ科と認定された、アメリカのマートルビーチサファリに居るヘラクレスという個体は体重418kg、体長は約3mにもなるそうです。背中に人を乗せて歩いている画像を見ると、まるで金太郎を乗せた熊さんのようです。ちょっと体格に対して足が短いようですが、それがまた可愛さを感じさせます。
(画像は、「ライガー ネコ」や「ライガー 動物」で検索してご覧ください。ちなみに「ライガー」だけだと覆面レスラーやプラモデルがたくさん混じってきますので、ご注意くださいませ。)
ライガーは一般的には顔形はライオン、身体には薄い縞があって雄には少し鬣があるそうです。どちらかというと、お父さん似といったところですか。同じネコ科とはいえ、違う種の掛け合わせなので先天的な疾患や発育不全が多く、長生きできる個体は少ないそうです。
ちなみに、父親がトラで母親がライオンの場合だと「タイゴン」と呼ばれ、ライガーとは逆に小型化する傾向にあり、身体もトラに似た特徴が出るそうです。

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