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猫のゴロゴロ [猫の豆知識]

先日、ギネスブックにイギリスに住んでいる一匹の猫さんが登録されました。理由は世界一ゴロゴロ音が大きい猫。
通常の猫さんのゴロゴロが約25デシベルなのに対して、その猫さんのゴロゴロはギネス認定員さんの測定によると67.8デシベルだそうです。掃除機の音がだいたい70デシベルくらいらしいので、それに迫る大きさのゴロゴロということになりますね。
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飼い主さん曰く、「映画を見ている時はテレビの音量を上げるか、この仔を部屋の外へ連れて行かないといけない」とか「ドライヤーで髪を乾かしている時にも聞こえる」とか「電話中に相手から騒がしいけれど何の音かと聞かれる」とか。うちの猫さんのゴロゴロは周りが静かでないと聞こえないので、少し羨ましいかも。
一般的には猫さんのゴロゴロ音はリラックス効果をもたらしてくれると言われていますが、ここまで大きいとどうでしょう。本猫さんはとてもリラックスして幸せそうですけど。
さて、音の大きさは置いておいて。
猫さんのゴロゴロ音、実はどうやって鳴らしているのかいまだにはっきりとした仕組みは判っていないそうです。いくつか仮説は立っていて、
・気管と横隔膜の筋肉が共鳴することによる喉頭の振動音
・気管から静脈洞へと流れ込む血流が乱れると鳴る
・喉頭質皺壁という仮声帯が振動している
など。他にも色々なことがいわれていますが、はっきりとした根拠はないそうです。最初は授乳の際のママ猫さんと子猫さんのコミュニケーションの方法として喉を鳴らし始め、それが成長するにつれ嬉しい気持ちを表したり、飼い主さんに甘える時やおねだりの時に鳴らすようになっていくのだそう。うちの猫さんからゴロゴロスリスリされたら、思わずおやつに手を伸ばしてしまうってものです。
また、猫さんのゴロゴロ音には様々な効果が知られています。
例えば、骨折の治りが早くなる。ゴロゴロ音の周波数と人の骨密度を強化する周波数が一致するとかで、実際に猫さんのゴロゴロ音を利用した治療法があるそうです。また、猫さん自身も自分のゴロゴロ音で自然治癒力を上げているといわれていて、猫さんの骨折は他の動物に比べて3倍の速さで回復するのだそうです。
癒し効果も抜群です。人の血圧を下げたり不安を和らげる効果があり、免疫力をあげる働きも認められていて「副作用のない薬」なんて言われているそうですよ。

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