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猫の五感が凄い・聴覚 [猫の豆知識]

うちの猫さんは、二階で寝ていても一階でごはんのパッケージを開けると駆け下りてきます。どんなにそっと開けても、気が付いてしまいます。ちなみに人のおやつのパッケージは、どんなに大きな音で開けても無反応です。かすかな音でも拾えるし、ちゃんと音の違いを聞きわけているみたいです。
聴覚は、猫さんの五感の中で一番優れている感覚です。
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構造的には人と同じ造りをしている猫さんの耳ですが、人の二倍以上の聴覚を持つという犬のさらに二倍以上の能力を持っているそうです。低い音では人も猫さんも犬も大差ないのですが、高い音となると人の二万ヘルツに対して犬は四万ヘルツ、猫さんはなんと十万ヘルツまで聞こえるとか。これはネズミが出す音と同じくらいなのだそうで、その昔野生で狩りをするために発達した器官なのですね。一説によると、二十メートル先のネズミの足音を聞き取ることができるうえ、そのネズミまでの距離まで判るそうです。
猫さんの大きな三角の耳には人の五倍ほどの数の筋肉がついていて、前から後ろまでほぼ百八十度、自分の意志で動かすことができます。しかも左右別々の方向に動かすこともできる優れものです。なんでも、猫さんには片耳三十二個の筋肉があるとか。まるでパラボラアンテナですね。この大きな良く動く耳で聞こえている音が危険でないか、どのくらいの距離でどの方向から聞こえてくるのかを判断しているそうです。
猫さんの耳の、内から外へ向かって生えているふわふわの毛。これにもきちんとした役割があって、耳を汚れから守っている他、音を聞こえやすくする為のものだそうです。ムダ毛として切ったりしてはいけません。
また、耳の動きで猫さんの気持ちが解ります。耳をピンと立てている時は、何かに興味を示している時。ワクワクといったところでしょうか。耳を後ろにそらしている時は、警戒中。更に寝かせてしまうと恐怖を感じておびえている状態です。

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